2011年04月11日

集団を超えた社会をどう統合し直すか?(3)~一切の予断を排して人類の全文明を見直す~

市場拡大の背後には『性市場』があった

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華やかなりし頃のジュリアナ東京
写真は、こちらからお借りしました。ありがとうございます。

 1990末から起こったバブル経済の崩壊こそ、市場崩壊の前兆であり大破局のはじまりです。そして、バブル崩壊と共に人々の活力も目に見えて衰弱しました。

筆者(blogger_0)は1989年入社なのでバブル前後の社会を辛うじて経験していますが、バブル期、成人男子の「遊び」といえば、
「金」と「女」
が必須でした。ところが現在では「金」や「女」に対する執着心が低下したばかりか、「遊び」そのものも衰弱しています。

総務省統計局の「社会生活基本調査」によれば、1991年に1800万人いたゴルフ人口は2006年に1000万人へと45%低下、同様に1350万人いたスキー人口は830万人に減少。


遊びの失速
は明らかでしょう。

果ては、「草食男子」や「育メン」など、およそバブル時代には想像もできなかった(オジサンに言わせれば)
軟弱化著しい男子が急増
している。

何故か?

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市場経済縮小の背後には、『性市場』の衰退があるのです。

 いったい何故、こんなことに成って終ったのか? たしかに、直接の原因は何れも市場の拡大にある。しかし、これは単に市場社会二〇〇年の終焉なのではない。詳しくは本文に譲るが、市場の背後には、男と女が挑発と駆け引きの火花を散らす性市場(性の私的選択の場=恋愛が成立する場)があり、性市場の奥には、性闘争(メスの獲得を巡る、オス同士の闘い)の本能がある。そしてこの性闘争→私権闘争(メスを獲得する為の地位やお金を巡る闘い)の活力こそが、市場拡大の原動力と成ってきた。ところが、’70年以降、貧困が消滅してゆくにつれてそれらの活力が衰弱し始め、とりわけ’90年以降、性を含めてあらゆる活力の衰弱が露わになり、社会も人々も急速に閉塞と混迷の度を深めつつある。これは、私権闘争を活力源にし、それによって生み出された私権を獲得しなければ生きてゆけないという、否も応もない絶対的強制圧力によって統合されてきた私権時代三〇〇〇年(西洋の歴史家の言う文明時代。西洋は五〇〇〇年、日本は一五〇〇年と大きな差がある)の終焉だと云えるだろう。「実現論 序文ハ.人類はどこで道を誤ったのか?

市場拡大に不可欠だった性市場が生み出す活力。それが貧困の消滅によって衰弱しはじめ、バブル経済という最後の徒花を散らして崩壊しました。そして、活力を失った社会は迷走をはじめ、破局に向かっています。

いま最も危惧されている原発にしても、市場という枠組みの中でしか実現し得なかった、からこそ「人災」と呼べるのではないでしょうか。


いま、人類全文明を見直す時期

 だが私権時代を通じて、国が滅亡することはあっても、人類が滅亡の危機に陥ったことは一度もない。とすれば、この滅亡の危機は、人類が私権時代三〇〇〇年をも超えた、もっと根底的なパラダイムの転換期を迎えた事を示唆している。つまり人類は今、自らが築いてきた全文明の見直しを迫られているのである。だが、一切の予断を排して、人類の全文明を見直すとすれば、人類はその立脚点を自然の摂理の中に、あるいは生き物の摂理の中に求めるしかない。「実現論 序文ハ.人類はどこで道を誤ったのか?

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始源人類が住んでいた洞窟
画像は、こちらからお借りしました。ありがとうございます。

原発事故という生命の危機に直結する事態を迎え、現在ほど日本人が「自らが築いてきた全文明の見直しを迫られ」ている転換期は無かったのではないでしょうか。ところで、人類はもともと絶望的とも言える逆境の中で進化してきました。「実現論 前史ヘ.人類:極限時代の観念機能


逆境こそ、人類が次のステップに進むチャンス
であり、そのためには「一切の予断を排して、その立脚点を自然の摂理の中に、あるいは生き物の摂理の中に求めるしか」ありません。人類史500万年あるいは生物史40億年をかけて塗り重ねてきたこれら「摂理」にこそ「集団を超えた社会をどう統合し直すか?」のヒントが隠されているのです。

「日本を守るのに右も左もない」の姉妹ブログである「自然の摂理から環境を考える」や「生物史から、自然の摂理を読み解く」は、「自然の摂理」と「生き物の摂理」を考える場です。ぜひご覧ください。

 

List    投稿者 blogger0 | 2011-04-11 | Posted in 未分類 | 1 Comment » 

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コメント1件

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