2010年03月02日

2/28なんでや劇場レポート(2) 隠蔽・言い訳・誤魔化しの横行によって崩壊する私権体制

1回目では、みんな発の共認形成力への転換がカギであることが解明されました。
では、このような能力はどうやれば身に付くのでしょうか?
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まずは転換の足を引っ張る障害物はなにか?
を追究してゆきます。
大きくは3つのタイプに類型化されるようです。

【1】頭はみんな発「みんなのため」でも、人間関係が不得手で他人捨象。
人間関係を捨象し、他人のことは無関心で、放ったらかしにしているタイプ。
他人捨象しておいて「みんなのため、仲間のため」と言ったって話にならない。この自覚のある人は、何が何でもみんなに向き合うことである。

【2】同じく頭はみんな発で、関係捨象もしていないが、否定・攻撃・説教ばかりのタイプ。これは、私権時代の絶対的な力は背景に通用する手法であり、今やひたすらダメ圧ばかりでは通用しない。みんなが共認充足を求める時代には肯定性こそが必要であり、否定だけでは誰もついてこないし、成果が上がらない。 
なんで、否定・攻撃・説教ばかりになるのか?
これは他者否定に他ならず、その源泉は自我である。自我発の正当化の観念論が説教である。
ここからの脱却は旧観念からの脱却が必要だが、普通の人がとっくに捨てた観念に収束している時点で、すでにおかしいのであって、かなり厄介。
ついつい説教になる人はそのことを自覚して変えてゆく必要がある。
共認時代に必要な力は、みんな充足を前提にした力なのだから、否定から肯定への転換、つまり周りを肯定視することが不可欠。
肯定視が貧弱な人は意識的に相手のプラスポイントをいくつも発掘して観念回路に定着させること。
共認時代の共認形成力は、充足性・肯定性が源泉であり、これがないと共認形成も説得もできない。
その次には、方針を出す必要がある。そのためには常に「どうする?」という実現思考が不可欠。→「どうする?」に対する提案がみんなに充足を与える。

まとめると、
まずは肯定視。
次に、「⇒どうする?」という実現思考。
この2つができるようになれば、周りの活力も自身の共認形成力もUPするということになりますね
続いて3つめ。

【3】もっと大量に(広範に)いるのが、都合の悪いことは隠蔽し、誤魔化し、言い訳するタイプ。
このタイプは今やあらゆる企業で蔓延しており、危機的状況である。
元々、誤魔化しは私権弱者の手法であったが、’90年バブル崩壊のあたりから私権強者にも増えてきた。
バブル崩壊の時は、金融機関のトップが「バブル崩壊は誰も予測できなかったから仕方がない」と言い訳を繰り返したが、今やほとんどの経営者が「不景気だから仕方がない」と言い訳している。
元々、私権弱者の専売特許だった言い訳・誤魔化しがトップを含め至る所に蔓延り、指揮系統がズタズタになり、私権体制の崩壊を加速している。
これが秩序崩壊を予感させ、「遊びどころではない」という意識潮流=遊びの失速を生み出している。
この言い訳、誤魔化し、隠蔽をどうするか?が最も重大な課題。
私権時代において、上位層の抱きこみが可能だったのは今や過去の話であり、大多数の者が私権弱者の手法である誤魔化しに走っている。
この根底にあるのは面従腹背である。上辺は装っていても腹の底では背を向けているから、何か不都合があると隠蔽・誤魔化し、言い訳に走るのだ。
言い訳とは敗北さえも正当化するということであり、それは敗北主義というイデオロギーと化す。この姿勢は負け犬そのものである。
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                      画像はこちらからお借りしました。

●これら面従腹背、言い訳、誤魔化しはどこから発生してくるのか?
 
構造解明してゆきましょう。

私権圧力が強い時代でも、そのスキマ(自由な空間)は発生する。
そこから自我原理(他者否定と自己正当化)が繁殖してゆく。ここから言い訳・誤魔化しが発生する。
この構造は武力支配時代からあったが、大量には発生しなかった。
市場時代になると自我原理(性の自由⇒自由・個人絶対)が蔓延し、言い訳・誤魔化しが増えてゆく。
それでも’90年バブルが崩壊するまでは指揮系統が正常に作動していたことから見て、今ほど大量には発生していなかったと考えられる。
バブルの崩壊以降、私権獲得の成果が上げられなくなった。
この状況変化を受けて、言い訳に流れるしかなくなり、言い訳・誤魔化しが大量発生するようになり、指揮系統が崩壊した。(指揮系統の崩壊は、’70年貧困の消滅から始まり、最初は利益誘導(アメとムチ)では通用しない(誰もついてこない)という問題から顕在化したが、’90年以降は言い訳・誤魔化しの急増によって崩壊過程に入った。)

こうした言い訳・誤魔化しが多いタイプは“自由派”と定義されました。
“自由派”とはどういう構造なのでしょうか?

自我原理(自由・個人絶対)発の自由派は近代になってから登場。原点は性の自由だが、’95年以降顕著になった性の衰弱によって「性の自由」は主張できず、今や家庭第一・私生活第一に劣化している。
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             集団に背を向け狭い領域に閉じこもる
最初は旧体制にアンチを主張していたこと、自我は共認(集団)の敵対物であることから考えて、自我原
理の底にあるのは反組織(集団)であると考えて間違いない。自由派ははじめから企業(集団)に対して身構えている。
ところが企業では成果圧力が加わるので、身構えている自由派は「成果だけはヘマしない」「短時間で仕事は終える」と狭い職能での成果主義(設計技術や授業一本)や効率主義で強固に自分の身を防御している。(今や、私権企業のトップまでが言い訳をしているが、自由派が企業のトップになれるはずがないので、彼ら言い訳をする企業のトップは根っ子は私権派でありながら、自我原理に劣化したと考えられる。)

こういう隠蔽・言い訳・誤魔化しの横行に対しては私権企業では打つ手がなく、私権体制は崩壊に向かわざるを得ません。
なぜならば、自我原理は私権圧力のかからない隙間をついてくるので私権圧力では封鎖できないからです。
ではどうすれば言い訳・誤魔化しを封鎖できるのか?
漏れ出る隙間を埋め尽くす「言い訳・誤魔化しを許さない」という下からの共認圧力の形成ができれば封鎖は可能です :wink:

これからの10年間で、私権派は変われる可能性が十分あるが、自由派は10年間では変われない。
その後、成果圧力が上昇して、狭い職能成果主義と効率主義ではやっていけないことが明白になってはじめて自由派も変わる可能性が出てくる。
            
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しかし、これから10年間の間でも自由派の活力はもつのか?
求められる力の中身が、充足性・肯定性を土台にした共認形成力に変わった以上、始めから集団や仲間に背を向け、私権獲得にも収束できず私生活やプライバシー第一に劣化してゆく自由派は、活力を衰弱させてゆくしかない。

第3回に続きます

List    投稿者 ohmori | 2010-03-02 | Posted in 12.現代意識潮流3 Comments » 

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コメント3件

 巨人倍増枸杞 | 2010.11.16 16:20

中国、中部のアジアでは、イスラム教人はたくさんです。

 消渇丸 | 2011.03.31 17:41

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