2009年09月04日
私の政治哲学-祖父・一郎に学んだ「友愛」という戦いの旗印(民主党代表:鳩山由紀夫)
民主党が
圧倒的
な大差を付けての勝利を掴んでから早くも一週間が過ぎようとしています
圧倒的な数の議席を得た民主党
その代表である鳩山由紀夫が書いた論文がありましたので、ご紹介したいと思います

応援ありがとうございます
株式日記より以下引用
◆私の政治哲学~祖父に学んだ「友愛」の旗印(1)/鳩山由紀夫 8月31日◇衰弱した「公」の領域を復興◇
いうまでもなく、今回の世界経済危機は、冷戦終焉後アメリカが推し進めてきた市場原理主義、金融資本主義の破綻によってもたらされたものである。米国のこうした市場原理主義や金融資本主義は、グローバルエコノミーとかグローバリゼーションとかグローバリズムとか呼ばれた。
米国的な自由市場経済が、普遍的で理想的な経済秩序であり、諸国はそれぞれの国民経済の伝統や規制を改め、経済社会の構造をグローバルスタンダード(じつはアメリカンスタンダード)に合わせて改革していくべきだという思潮だった。
中略
冷戦後の今日までの日本社会の変貌を顧みると、グローバルエコノミーが国民経済を破壊し、市場至上主義が社会を破壊してきた過程といっても過言ではないだろう。郵政民営化は、長い歴史をもつ郵便局とそれを支えてきた人々の地域社会での伝統的役割をあまりにも軽んじ、郵便局のもつ経済外的価値や共同体的価値を無視し、市場の論理によって一刀両断にしてしまったのだ。
さらに株式日記より
◆私の政治哲学~祖父に学んだ「友愛」の旗印(2)/鳩山由紀夫 8月31日◇ナショナリズムを抑える東アジア共同体◇
「友愛」が導くもう一つの国家目標は「東アジア共同体」の創造であろう。もちろん、日米安保体制は、今後も日本外交の基軸でありつづけるし、それは紛れもなく重要な日本外交の柱である。
今回のアメリカの金融危機は、多くの人に、アメリカ一極時代の終焉を予感させ、またドル基軸通貨体制の永続性への懸念を抱かせずにはおかなかった。私も、イラク戦争の失敗と金融危機によってアメリカ主導のグローバリズムの時代は終焉し、世界はアメリカ一極支配の時代から多極化の時代に向かうだろうと感じている。しかし、いまのところアメリカに代わる覇権国家は見当たらないし、ドルに代わる基軸通貨も見当たらない。一極時代から多極時代に移るとしても、そのイメージは曖昧であり、新しい世界の政治と経済の姿がはっきり見えないことがわれわれを不安にしている。それがいま私たちが直面している危機の本質ではないか。
そして、マルクス主義とグローバリズムという、良くも悪くも、超国家的な政治経済理念が頓挫したいま、再びナショナリズムが諸国家の政策決定を大きく左右する時代となった。
後略
文章全文はコチラをご覧ください。
≪特別寄稿≫私の政治哲学-祖父・一郎に学んだ「友愛」という戦いの旗印:鳩山由紀夫(民主党代表)(1)
≪特別寄稿≫私の政治哲学-祖父・一郎に学んだ「友愛」という戦いの旗印:鳩山由紀夫(民主党代表)(2)
≪特別寄稿≫私の政治哲学-祖父・一郎に学んだ「友愛」という戦いの旗印:鳩山由紀夫(民主党代表)(3)
≪特別寄稿≫私の政治哲学-祖父・一郎に学んだ「友愛」という戦いの旗印:鳩山由紀夫(民主党代表)(4)
≪特別寄稿≫私の政治哲学-祖父・一郎に学んだ「友愛」という戦いの旗印:鳩山由紀夫(民主党代表)(5)
また、株式日記の筆者は次のように述べています。
(私のコメント)
日本の次期首相になる鳩山由紀夫の論文がアメリカで話題になっているようですが、その論文がネットでも全文公開されている。内容的にはアメリカ発の市場原理主義や金融資本主義を批判したものであり、グローバリズムへの批判だ。グローバリズムが地域の歴史や文化や伝統をぶち壊していくというのは、「株式日記」でも書いている内容と同じであり、とくに珍しい言論ではない。これは主な目的が小泉構造改革批判であり、アメリカが神経質になるような問題ではない。アメリカ自身も世界の反米世論には馴れっこであり、かつてのアメリカなら寛容さがあったから特に問題ではなかったのでしょうが、最近のアメリカは世界の反米的な言論に神経質だ。だからこそアメリカで始めての黒人大統領を選出してアメリカのイメージを変えようとしている。
しかしこのような言論が南米のチャベス大統領や北朝鮮の金正日が言っているのならアメリカも馴れっこなのでしょうが、日本の次期総理大臣から言われると気になるようだ。アメリカ人の目から見れば日米安保は日本を守ってやっているという事なのですが、愛国保守派の目から見れば「日本はいまだにアメリカ軍の占領状態」にあると見える。
新聞やテレビのニュースでも沖縄の普天間基地についての移転先問題が報道されていますが、日本側の本音は沖縄から米軍に出て行って欲しいという事だ。自民党政権もそれなりの抵抗をしてきたのでしょうが、アメリカ側の要求は県内の移設だ。その移転先が見つからないから10年以上も揉めているのですが、日本側が本音を隠しているから問題になる。
日米安保は日本の外交政策の基軸ですが、アメリカの外交政策においても最重要相手国のはずだった。所は最近ではオバマ大統領が米中のG2を外交の機軸政策であると宣言した。これはアメリカと中国との交渉によって世界の主要問題を片付けて行こうということであり、日本は米中によって封じ込められてしまう恐れを生じてきている。
さて、この政権交代は反米の烽火が上がるのか
どうなのか
まだまだ政治界から目が放せそうにない
- by takesyo at 21:25



コメント
鳩山さんが面白いと思ったのは、自分のことばでアメリカへ引導を渡していることです。日本の政治家にしては珍しい、世界の反響が物語っている!
ブロガーもそうありたいですね。
引用記事でもキチンと分析するとか・・・。
アメリカとグローバリズムの恩恵を受けてきたのは日本だろう!という海外からの冷笑の声が聞こえてきそうです。
日本人はそうは思っていないのでしょうが・・・
鳩山さんが、市場原理主義を否定していることは、知りませんでした。マスコミはちゃんと報道しているのでしょうか。
市場原理主義を否定して、どんな日本を創るのか、具体的な政策がまだ見えてこないことは残念です。今後に期待。
日本を守るのに右も左もない
といいつつ結局民主支持ですか。失望しました。
中国にすり寄る方が危険かと思いますけどね。
こんなことを言ってたんですね。
グローバリズムを批判しているならその部分は支持したいと思います。
ですが「東アジア共同体」とは具体的には一体どんなことなのでしょうかね?
まさかとは思いますが、安い中国製品や農産物をこれ以上に輸入して国内産業に打撃を与えたり、
中国やその他賃金の安い労働者を奴隷として引っ張ってきてただでさえ少ない国内の雇用を奪い合わせようとするわけではないでしょうね?
鳩山氏が反米=グローバリズム反対と勘違いしていないことを希望しますが、
正直あまり期待していません。
グローバリズムを批判する鳩山さんの認識は支持できるけれど、それがあまり表に出てきませんでしたね。TVメディアなどは、体制側だから保身を危うくする報道はあまりしないということなんでしょうね?
鳩山論文のような本人の言葉をしっかり残したものって最近の政治家では珍しいのかなと思いました。
グローバル化や、市場主義批判等の発言などもまずアメリカを直接批判するのではなく、日本国民の意思を代弁しているのだ、というスタンスでいって欲しいと思います。
宇宙人とも呼ばれるのは、予想外な動きに出ることもあるからでしょうか?先がどうなるか心配ですが、一方で宇宙人的な奇策があったら、と期待もできます。