2009年04月05日
【図解】市場の拡大限界は、国家の統合限界でもある
【私権時代】 生 存 圧 力
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私 権 闘 争
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序 列 原 理 ∥
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国家→私権拡大封鎖=>市 場
↓(国家の統合限界Ⅰ) ↓
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【'70年貧困消滅】 生 存 圧 力 の 衰 弱
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序列原理崩壊←←←←私権闘争終焉
↓(国家の統合限界Ⅱ) ↓
↓ ↓
国家の迷走←←←←←市場縮小
(国家の統合限界Ⅲ=市場の拡大限界)
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【次代】 私権闘争に代わる新たな圧力源=活力源を作り出せるか?
●国家の統合限界は次の3段階の位相に分かれる。 ①統合限界Ⅰ 国家は私権闘争を活力源としながら、序列原理⇒身分制度によって私権の拡大可能性を封鎖する。これが国家の統合限界Ⅰ。 「超国家・超市場論8 国家(力の序列共認)と その統合限界」私権闘争の唯一の抜け道が市場で、市場拡大によって私権闘争の活力を維持し、国家は延命してきた。言い換えれば、市場が国家の命綱になったとも言える。だから、近世・近代は市場拡大が国家の第一目標となった。
②統合限界Ⅱ
市場拡大し生存圧力が衰弱すると私権闘争活力は衰弱し、まず序列原理が崩壊する。これが国家の統合限界Ⅱ。反序列・反身分意識は'70年前後から一気に顕在化した(→マスコミの第一権力化)。③統合限界Ⅲ
同時に唯一の私権闘争の抜け道(可能性)であった市場も縮小し始める。そうなると、本当に私権闘争は終焉するので、国家の命運は尽きる(国家の統合限界Ⅲ)。だから国家は人工的に私権闘争⇒市場の延命を続ける。これが国家が借金漬けになって尚、市場への資金注入を止められない根本原因である。
それが’80年代の日本のバブル、’90年代以降の全世界的なバブルを作り出し、市場は延命を続けてきた。ところが’08年、とうとうバブルは崩壊した。それがリーマンショックを皮切りとする金融危機→世界的な恐慌である。今や、「国家と市場の統合限界Ⅳ」と呼ぶべき最終段階を迎えたとみるべきであろう。私権の衰弱は不可逆的であり、かつ市場のバブル化という最後の逃げ道も閉ざされたわけだから、この統合限界Ⅳは最終段階であり次はない。
では、バブルが崩壊したのは、なぜか?
2009年03月28日の記事「世界経済危機の底流に、意識潮流の変化がある」で、以下のように書いた。
この大きな流れは、市場に煽られた欲望(物欲→塾・資格ブーム)の衰弱と捉えることができる。そして、今や何もすることがなくひたすら貯金に向かっている。実はこの意識潮流の変化が底流にあって、それが'08春から顕在化したからこそ、バブルは崩壊し世界大恐慌化したのだ。
●では、人々の意識は次は、どこに向かうのか?
大多数の意識潮流は今見た通りだが、先進層の意識は本源的活動(←社会の役に立ちたい)に向かっている。
1.まず農業志向
2.政府の補助金削減→低賃金政策で今は低迷しているが介護・福祉志向。真っ当な賃金さえ払えば拡大に向かう。
3.ピアノやバレエ・スポーツクラブといった習い事は衰弱する一方で、おっさんが近所の子供の草野球を指導するといった事例は増えている。これらは土着的な活動(課題)と捉えることもできる。
つまり、意識潮流(私権→本源)の変化が’08年に顕在化した。だからバブルという麻薬(騙し)が通用しなくなり、バブルは崩壊したのである(私利私欲に塗れているから騙されるのであり、私権から脱却すれば騙しは一切通用しない)。
そして、この意識潮流変化(私権→本源)こそ、上記図解にある「私権闘争に代わる新たな圧力源=活力源」の先駆けをなすもの(萌芽)であり、それを加速することで初めて社会の再生が可能になる。
この潮流を加速させることこそ、終焉を迎えた国家がなすべき最後の役割(御奉公)ではないだろうか。
- by hongou at 22:40



コメント
世界経済危機のあとも、ほとんどの統合階級が考えていることは市場拡大である。
たとえば、アメリカは環境ビジネスで次なる市場拡大を目論んでいる。
市場拡大の結果、環境問題がおきたのであり、なんだか矛盾している。環境技術が進歩しても、消費拡大、市場拡大路線は新たな環境問題を巻き起こす。なんかマッチポンプですよね。
私権闘争や序列原理という言葉がわかりにくいのですが、どこかで説明している場所はありますか?用語集などです。
>小判と猫さん
ココですね。↓↓↓
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=400&t=0
こどものピアノは減っているみたいですが、大人のピアノは増えてるみたいですよ。つまり、純粋に音楽を楽しみたいという人が増えてるということですね。