2009年03月18日
『国際金融機関どうなる?』12.為替って何?
『国際金融機関はどうなる?』11.変動相場システムの可能性!?を受け、これから変動相場制の金融システムの可能性を探索していく予定ですが、ここではまず”為替の基礎”を押さえておこうと思います。
みなさん、”為替”ってご存知ですか?
言葉は良く聞くけど、意味はよくわからない
って方多いと思います。(私はそうです
)
”為替”とは、隔地間の債権・債務の決済や資金の移動を、現金を直接移動することなしに金融機関の決済機能(手形・小切手・証書など)を利用して行う仕組みのことで、内国為替と外国為替に大別されます。
内国為替取引
内国為替取引は以下の図のようになっています。
『外国為替の基礎知識』(川本明人著)よりお借りしました
債務者Aから債権者Bに代金を振り込もうと思ったとき、両者の決済銀行であるX銀行とY銀行の預金通帳の金額は△▼し、両者の債権債務関係は精算されます。
でも、そのやり取りはX銀行とY銀行間で直接やり取りするわけではないんです。
X銀行とY銀行は、日本の中央銀行である日銀に”為替決済預金勘定”というお金を預けていて、その残高が△▼するだけなんです
じゃあ、なんでX銀行Y銀行が間に入る必要があるの?って思いますよね?
日本銀行(中央銀行)内で数字が動くだけだったら、間に入る民間金融機関って必要なのでしょうか?
まず1段階目の銀行が分かれてて(みずほ銀行とか三井住友銀行とか・・・)、2段階目に中央銀行があって・・・これって間にたくさん余計なものが挟まるだけですっごく非効率な気がしませんか?
決済機能のためだったら、国営銀行が1つあれば十分なんじゃないかなぁ?
外国為替取引
内国為替取引に対して、海外との為替取引を外国為替取引といいます。
外国為替取引には、内国為替取引にはない通貨交換が伴うのと、国内のように共通の中央銀行が存在しないので、銀行間の債権債務決済が内国為替取引のように中央銀行で決済する仕組みがとれません。
そのため、各銀行間でコルレス契約という契約を結ばないといけません。
※コルレス契約とは、国際決済のために金融機関が海外の金融機関と結ぶ為替業務代行の契約のこと
外国為替相場だと、中央銀行は介さずに直接民間金融機関同士で決済するそうです。
何で国内だと中央銀行を介さないといけなくて、外国だったら民間金融機関同士でやり取りできるの?
基礎を押さえると根本的な疑問がたくさん出てきます
こういった素朴な疑問がたくさん出てくることで、じゃあ今のガタガタのシステムに変わる本当に必要なシステムってどんなの?の答えが見えてくる気がします
これからもっと勉強して、続々アップしていく予定なので応援よろしくお願いします
- by pingu at 23:50

コメント
内国為替取引よく分かりました。曖昧な部分がスッキリしました。ありがとうございます。
国と国については、基軸通貨との関係はどうなるのか?興味があります。次回も楽しみにしています。
yootenさん、コメントありがとうございます☆
金貸しを規制し、安定した為替システムを実現するには?をこれから追求していく予定なので、ゼヒご期待ください^^