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2009年01月08日

なんでや劇場レポート3 ‘08.12.29「金融危機と意識潮流の変化」 ~勉強収束の行き着く先は?~

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上の画像が見難い方は下をクリック↓
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なんでや劇場レポート1劇場レポート2に続いて、劇場レポート3では昨年末におきた金融危機による人々の意識変化に焦点を当てたいと思います。

(a)バブル崩壊後の潮流

★貧困消滅~自我・性衰弱~(拠り所を求めて)私権的能力収束

貧困が消滅し、あだ花のようなバブルを経て、急速に衰弱していった自我や性に同調するように、遊びから勉強への転換が徐々に起きてきた時期。

このころ(’95年~)のトピックとしては、授業収束、ハウツー本、資格志向、能力開発~最近では、能力収束、学歴志向⇒中学受験志向

・・・と勉強や能力向上への志向がある一方で、極端に素直、(表層的)仲間収束、遊びを企画できない、など主体性(=外圧に立ち向かっていく能力)の衰弱→喪失という概念で考えることができる。

(b)金融危機

★私権的能力収束と社会的課題収束の綱引き状態はどちらに軍配?
特に若者の意識潮流に顕著なのが

役割(親の期待・社会貢献etc)欠乏⇒社会的な課題収束(⇒認識収束)

バブル崩壊から失われた10年を経て、とことん衰弱した自我に追い討ちをかけたのが金融危機。

これまではなんとなく不安という感覚はあったものの、多くの人々の中には明確な危機意識はない。(事実、日本人はバブル崩壊を無自覚に克服。)

ところが昨年末の金融危機はかれらのなんとなくの不安感を明確な「危機意識」に変えた。

逆に言えば、経済危機も「観念」で固定してあげないと認識すらされないといういい事例。

現状は、

「残存する私権的能力収束と社会的課題収束の綱引き状態!!」


(c)今後の意識

★学歴序列体制はどうなる?
「国家」と「市場」という両輪で発展を遂げた経済のうち、「市場」は崩壊寸前。しかし「国家」は健在。そもそも国家とは学歴序列制度の総本山のようなもの。ここを目指すと言う意味で学歴志向⇒中学受験志向が盛り上がったが、今後はどうなるか?(私立から公立への転換が始まっているが、これは経済不安、生活不安発の行動と見て取れる。)

しかし学歴(学識)を無用(無能)と断定するには自信が必要。みんなの本音は大学はどこも同じという認識だが・・・


★学生運動の復活はあるか?
そもそも反の意識での活動はいまやウケない。
また組織的に活動するには確固たる理論体系が必要だが今はそのような理論体系がない。よって学生運動の復活の可能性は限りなく小さい。


★勉強収束(勉強会収束)の潮流はどこへ向かうのか?
学生は能力収束から、学内外の様々な勉強会へ頻繁に参加する傾向にある。この流れがどこへ向かうのか?

(0)勉強会等への収束
      ↓
(1)潜在思念は、役に立ちたい⇒社会に貢献したい!
      ↓
(2)脱ハウツー本⇒社会で必要なことを実現したことを示す本へ(EX.農業)
      ↓
(3)ネットによる共認形成


というわけで、金融危機を受け、今年一年で急速に人々(特に若者)の勉強収束はネットによる共認形成につながる可能性が高い!なんで屋の真骨頂である!

コメント

>国家とは学歴序列制度の総本山

日本は、よく「官僚国家」と呼ばれるように省庁の力が強い統治機構を持っています。その中心が官僚。官僚は国家公務員試験でその「資格」を与えられますので、直接的にはこの登用試験に受かる能力が必要です。更には受かった後の省内の学閥を想定すれば、旧帝大卒などの学歴も必要です。

私権的能力主義の根幹はまさに国家の中心にある、というわけです。

これ、なくならんでしょう。社会的課題収束の最終的な壁はこの官僚統治機構かもしれません。

  • さいゆー 2009年01月08日 19:38

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>「残存する私権的能力収束と社会的課題収束の綱引き状態!!」という捉え方は、非常に面白かった。また、若者の勉強収束の動因が「役に立ちたい⇒社会に貢献したい!」であれば、それを実現するための、(今までに無い)場と答えの形成が求められるのだと思う。

  •  2009年01月10日 21:16

さいゆーさん他、コメントありがとうございます。


東大生でも昨年末の金融恐慌が起きるまえまでは国家公務員志向から外資系民間企業への志向が高かったですよね。

国家公務員試験のキャリアシステムを廃止しようという議論

http://allabout.co.jp/career/politicsabc/closeup/CU20080228M/

もありましたが(その後どうなったかはフォローしていませんが・・・)若者の意識としては、敬遠する意識はあるように思います。

  • imayou 2009年01月15日 22:53

>そもそも反の意識での活動はいまやウケない。

いまだに、反骨精神のみで活動をしている団体を見受けますが、何がしたいのか?の部分が全く伝わってきません!

可能性発で実現の理論を提示できるか?が人をひきつける力になると私も思います☆

  • よっし~ 2009年01月15日 22:59

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