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2008年11月24日

社内ネット改革の極意~社内コミュニケーションが上手くいかないのは、何で?~

今日は、11月23日の記事:『指揮系統は集団(共認)破壊の副産物では?
の社会的な背景や実態を基に考えてみたいと思います。


■社内コミュニケーションを良くするためにどんな工夫をしていますか?
20071129101510.jpg

図はビジネスSNSリポートからの引用です。

・社内報(紙媒体)を発行している  24(15.6%)
・社内SNSを使っている  20(13%)
・飲み会や懇親会を頻繁に開く  20(13%)
・何もしなくてもコミュニケーションは問題なし  19(12.3%)
・社内ブログを使っている  17(11%)
・コミュニケーション改善の余地はあるが特に何もしていない  16(10.3%)
・社内報(webまたはイントラネット)を発行している  15(9.7%)
・その他  23(15.1%)
(アンケート実施期間:2007年11月20日~29日 、回答数:154)


■アンケート結果より
・社内コミュニケーションを良くするために、
●社内報やSNSなど何らかのツールを使っている人は49.3%。
●紙媒体以外のツール(SNS、イントラネットなど)を使っている人は33.7%。


約1/3の人が社内ネットを利用しています。
しかし、その実態はどうなっているのでしょう?


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もう少し、対象を広げたデータを見てみましょう。


■『ビジネス・コミュニケーション白書2008』より


「第4回ビジネス・コミュニケーション実態調査結果ハイライト」
(全国の企業・団体に2,500通の調査用紙を発送、有効回答総数は220通)
より抜粋引用します。


●社内コミュニケーションに使用している情報機器は、「パソコン」が今回も96%でトップ。また、「携帯電話」は50%と半数を占めたほか、「IP電話」29%、「モバイル端末」7%と“新顔”も伸びている。


●グループウェア、メールなどの活用による効果は、「情報伝達の迅速化」「情報共有が進展」「紙媒体が減少」「仕事が効率化」が4本柱。


●社内コミュニケーションの現状については、「部門間のコミュニケーションが不足」が今回もトップだが比率は減少し、その分、「上司・部下間」「社員相互」のコミュニケーションが不足との回答が大幅に増えている。


●社内コミュニケーションを進める上でのネックとしては、「業務多忙でコミュニケーションの機会が少ない」が今回も50%でトップ。また「ITの普及がかえって人間関係を阻害」が比率を高めて3位に。


●社内コミュニケーション向上でめざしている企業目標は、「社内の情報共有」と「社員の意識改革」が今回も2大目標。


●社内コミュニケーション向上に必要なこと は「管理者層の意識改革」「社員層の意識改革」「報告・連絡・相談」が3本柱。

■社内コミュニケーションが上手くいかない!!


調査結果からは、全国の企業・団体では社内ネットを導入しても、
依然としてコミュニケーションが不足しているという問題があることが分ります。


社内コミュニケーション向上に必要なことは
「管理者層の意識改革」「社員層の意識改革」「報告・連絡・相談」
が3本柱。


これは全国の企業・団体の共通課題です。


しかし、「答えがない」。
では、一体どうすればいいのか?

●「半答え」はベンチャー企業で登場しつつあるが・・・


先日、NHKスペシャルの「デジタルネイティブ~時代を変える若者たち~
という番組の中で、インターネットサービスの「はてな」が登場していました。


そこでは、
社内の情報共有が基本。
役職による情報格差をなくす。
会議は音声ファイルで保存。それを公開。誰でも聞ける。
個人面談も公開。

などの先駆的な取り組みが紹介されていました。


ベンチャー企業ならではの柔軟な発想と時代の変化を感じました。


しかし、「はてな」は社員数25名の規模であり、
デジタルネイティブの若者ばかりという条件下での事例です。


社員数が100人、200人、400人、800人と増えていった時にどうするのか? 
また新たな課題が生まれるでしょう。
どんな企業でも集団統合という課題が尽きることはありません。


指揮系統を撤廃し全てをネットに m051


先ほどのアンケート結果をもう一度みてみましょう。


>社内コミュニケーション向上に必要なことは
「管理者層の意識改革」「社員層の意識改革」
「報告・連絡・相談」が3本柱。


みなさんも、何が必要なのか、どこが壁なのか、
薄々気が付いているのではないでしょうか。


そうです。指揮系統が邪魔なのです。


そしてこれが、社内ネット改革の究極の答え となります。


この方法論を適用するには、従来の経営スタイルでは決して上手くいきません。


誰もが経営者として参画する「共同体経営」こそが、実現基盤となります。


共同体経営」について詳しく知りたい方は、こちらのブログをご覧ください m034
⇒『超企業・類グループの挑戦


by hassy m083 m052 m071

コメント

わたしはるいネットの常駐者でもあるので、おっしゃることはよくわかります。

でも、このブログ(文章)だけで、

>みなさんも、何が必要なのか、どこが壁なのか、
薄々気が付いているのではないでしょうか。

>そうです。指揮系統が邪魔なのです。

というのはするのは、やや論理に飛躍があるかな、と。

「序列原理の残滓」といった観念(意識状況)を、「アンケート結果」とその答えである「指揮系統廃止」の間に挟んだ方がよいように思いますが、いかがでしょうか?


  • うらら 2008年11月25日 19:50

うらら様、8月末以来のコメント、ありがとうございます。

>「序列原理の残滓」といった観念(意識状況)を、「アンケート結果」とその答えである「指揮系統廃止」の間に挟んだ方がよいように思いますが、いかがでしょうか?

以前の記事と合わせて読んで頂ければと思います。

11月19日の記事
『インターネットの可能性~新たな共認形成の媒体の事例~』
http://blog.trend-review.net/blog/2008/11/000933.html#more

  • hassy 2008年11月26日 12:35

アンケートの総数は少ないですが、その中で1/3が社内ネットを使っているのですね。
実際の使われ方がどうなっているのか気になります。

  • 大三元 2008年11月29日 23:43

大三元さん、コメントありがとうございます。

>実際の使われ方がどうなっているのか気になります。

そうですね。仕事で客先にお邪魔した時の様子を総合すると、打ち合わせ議事録、社内ミーティング議事録、業界ニュース、などは共有化している様子です。

圧倒的に多いのがミーティングや送別会・歓迎会の案内でしょう。

また、日常的には、スケジュール表の共有。アポイントを取る時に関係者のスケジュール予定を自席のパソコンから開き、スケジュール予約を書き込むなど。

経営データについてはセキュリティレベルを設定して社員でも見れないデータがあるのが一般的ではないでしょうか。

  • hassy 2008年11月30日 16:04

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