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2008年11月12日

新聞の凋落過程

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新聞を読んでいますか?
私の会社では毎日たくさんの新聞を回覧して社内で読んでいます。
そんな回覧されている新聞を見て、購買部数は年々減少傾向に有りスポンサー離れが深刻化している事を思い出し、マスコミの原点である、新聞を追求しようと思います。
昔は「新聞を読むのは当たり前」のような規範もあったように思いますが、何故今は新聞を読む事が少なくなったのでしょうか?
そこで、今回は出来る限り多くの視点から新聞の凋落過程を読み取れればと思い、今回の記事にしてみようと思います。

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視点1 「歴史的背景から成立構造を掴む」
新聞を見る人が年々減り、スポンサーも離れている現状を目の当たりにして、そもそも新聞って何のために作られたというのが疑問が生まれてきます。
そこで新聞の起源を遡って見ていきましょう。るいネットに分かり易くまとめている投稿がありました。
マスコミ史概略【岩井裕介さん】
新聞史年表1:幕末~昭和戦前【岩井裕介さん】
新聞史年表2:昭和戦後~現在【岩井裕介さん】

そして
>新聞の成立構造を調べてみると、「世論形成」か「大衆迎合」が目的であり、そもそも「事実報道」は全くされていないことが分かります。【新聞の成立構造に見るマスコミの本質 春風さん】

まさにこの通りなのです。
事実報道の期待が高まる中で、事実報道を前提としない成立過程を経ている新聞は人々の意識潮流に適応できずに淘汰され始めているということでしょう。


視点2 「情報収集ツールの多様化」
私達が社会の状況などを知る媒体は新聞やテレビだけではありません。現存する情報収集ツールは大きく①新聞 ②テレビ ③書籍 ④雑誌 ⑤インターネット ⑥口コミ(大元の情報源は①~⑤のどれか) の6つ
特に買わずともクリック一つで閲覧する事が可能なインターネットは手ごろで、しかも最近では動画を配信し映像として大衆へ送り届ける事が可能になりました。
つまり競合が多くなり比較すると手ごろ感のあるインターネットへ収束しやすく、映像も付いて分かりやすいという事が新聞から人々が離れていっているのではないでしょうか


視点3 「情報の独占体制の崩壊」
つい先日起きた大事件「リーマンブラザーズ破綻」【リーマンの破綻、米金融の崩壊2008年9月15日 田中 宇氏
リーマンブラザーズは2008年9月14日に破綻し、翌日に破産申請をする事を発表。
この時、最新の情報を提供してくれたのは他でもないインターネットなのです。
新聞はこの大事件を速報する事もできないまま一日遅れで皆さんの手元へ届くという事態になりました。

また一般の人でも汚い話しお金さえあれば本を出版する事が容易になり、これまで特権階級が独占・専有していた知識や情報を誰でも発信する事が可能になりました。むしろインターネットにおいては新聞やテレビなどよりも情報が早く大衆へ届くという事実も見逃せません。


視点4 「新聞の権力衰退」
最近で一番有名な事件と言えば、鳩山邦夫法相が宮崎勤死刑囚ら3人に死刑執行を指示した際に、朝日新聞から「死に神」と揶揄されたことに対し、朝日新聞が大衆からかなり叩かれたことがありました。
産経新聞2008.6.20 朝日「死に神」報道に法相激怒 「死刑執行された方に対する侮辱」
そしてインターネットでは↓↓↓
探偵ファイル2008.6.22「死に紙」と揶揄された朝日が反論、毎日にも飛び火

ちなみに、「死に神」と形容した朝日新聞を皮肉って「死に紙」と呼ぶ動きが、ネット上では各所に見られる。朝日新聞を揶揄する事柄を散々書いておいて、最後に「中傷する意図はない」と一言付け加えることで、今回の件での朝日新聞の対応をパロディ化している。

 【死に紙】
  死に紙(しにがみ)は、朝日新聞に対して用いられるメディア用語で情報を中立な立場から正確につたけるという本体の姿からかけはなれメディアとしての機能が死んでいる状態を指す。
朝日新聞の時事寸評コラム「素粒子」のおいて死刑執行を行なった鳩山法相を「死神」と表現したことに反発するネットユーザーの書き込みから生まれた言葉。
捏造記事やミスリード、低俗な内容、頓珍漢な論理展開など、過去の度重なる不祥事もあり一般大衆の間に定着している。
※中傷する意図は全くない

新聞・TVなどのマスコミが第一権力化していった70年以降は、マスコミが叩けば政治家であれ、教授であれ失脚へ追い込むほどの力を持っていました。
皆がマスコミに取り上げられないよう必死だった時代が一転し、今や大衆の方に権力がありマスコミ自身が大衆から叩かれないかと肝を冷やしている事でしょう


視点5 「人々の事実(社会・認識)収束の加速」
貧困が消滅し、私権収束力が衰退し共認原理に移行し始めた結果、その時代の制覇力が力(武力や経済力)⇒共認形成力へと転換していき、共認形成力を持っていたのがマスコミ(新聞やテレビ)です。
しかし、相次ぐ捏造報道や偏向報道、誹謗中傷の記事に対し「うんざり」「信じられない」という意見も多いのではないでしょうか。
それも大衆側の意識が「事実が知りたい」「社会のもっと深いところが知りたい」と事実(社会・認識)へ収束しているからであり、その大衆の意識変化に今だ昔ながらの手法を用いている新聞は「見るに値しない」という評価が下ったからに他なりません

以上5つの視点を導入して新聞の凋落過程を考えてみました。
しかし、どれもこれも追求不足であることは否めませんし、他の視点も有るのではないかと思います。
一番初めのマスコミである新聞の凋落構造を紐解く事でテレビや今後のインターネットの可能性が見えてくるのではないかと感じているので、まだ今後も追求し発信していきたいと思います。

他にも視点があると思った方はコメントで発信お願いします m034
ありがとうござました Rolling Eyes   m300

コメント

子供の頃は、大人になったら新聞をとって毎日よまなきゃいけないんだろうな~って、思ってました!

でも、大人になった今でも新聞ってとる必要ないなと思っちゃうんですよね~

インターネットでいつでも情報が得られるんだからわざわざ買わなくてもいいかって。。

その方が環境にもやさしそうだしね。

実感にマッチしている記事で「なるほど~」って思っちゃいました!!

  • うさぎちゃん 2008年11月14日 03:08

うさぎちゃんさんコメントありがとうございます。

>実感にマッチしている記事で「なるほど~」って思っちゃいました!!

よかったです。
社会の事を考えるのに右も左も関係ないことは勿論ですが、知識レベルでも良く知っていても知らなくても関係ないのです。

だから
>インターネットでいつでも情報が得られるんだからわざわざ買わなくてもいいかって。。
>その方が環境にもやさしそうだしね。

という、私の考えが及ばない意識も出てくるのです。

確かに意識としてはエコにも繋がるものもありますね。
参考になりました。
ありがとうございます!!

  • takesyo 2008年11月14日 19:04

最近久しぶりに、新聞を読んでみると、なんだか昔に比べて分厚くなっている気がした(だれか、データとか持ってる人がいたら教えて!)

で、中身はというと広告が増えてるんですよね。広告が増えた分厚くなってるんだと思います。

今の新聞業界は収入の約半分がスポンサー収入のようで、スポンサーがいないとつぶれるという状況らしいです。

こんなんじゃ、事実も報道できないですよね。

  • スズクニ 2008年11月14日 23:04

新聞読んで一番イライラするのは、もっと詳しく知りたいのに当り障りのないことしか書いてなかったり、その出来事がなんでおこったのかつながりが分からないとき。新聞は入口にはなるけど、追求するには向いてないですね。

>大衆側の意識が「事実が知りたい」「社会のもっと深いところが知りたい」と事実(社会・認識)へ収束しているからであり、その大衆の意識変化に今だ昔ながらの手法を用いている新聞は「見るに値しない」という評価が下ったからに他なりません。

そのとおりだと思います!

  • kaku 2008年11月17日 00:05

日本の新聞に先んじて、経済危機の中心地アメリカの新聞はもっと悲惨な状況になりつつあるようですね。
また、日本の新聞は世界の中でかなり特殊な状況にあるようですし、凋落過程を探る上で新たな視点が見えてきたら、また是非記事にしてください!楽しみにしています。

  • curryrice 2008年11月17日 00:40

>大衆側の意識が「事実が知りたい」「社会のもっと深いところが知りたい」と事実(社会・認識)へ収束しているからであり、その大衆の意識変化に今だ昔ながらの手法を用いている新聞は「見るに値しない」という評価が下ったからに他なりません。

そもそも、新聞社含め多くのマスコミ機関はスポンサーの広告費が第一義目的で、彼らにとって事実の発信はその次なのかなって感じます。まず、そういったマスコミを取巻く構造をみんなが理解したなら、本当の情報発信の媒体がどういうものであるべきなのかに気づいていける気がします。事実か否かを判断できる場として、可能性のあるのがインターネットなのかもしれませんね。

参考になりました。ありがとうございます★

  • kuwavillage 2008年11月17日 13:16

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