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2007年06月25日

膨む世界の金融資産、巨大化するウォール街金融機関

6月22日の日経新聞に現在の世界金融資産の総額と、それを吸収して巨大化するウォール街金融機関について記事がでていた。

・マネー、「京」単位
>みずほコーポレイト銀行の推計によると、世界の金融資産総額は140兆ドル。円換算で約1京7千兆円と「京」の単位に膨らんだ。その金額は世界の国内総生産(GDP)の3倍強にのぼる。


・ウォール街 金融高度化で「膨張」
>もはや大手米銀のビジネスの柱は単なる融資ではない。証券会社も株式や債券を販売するだけの存在ではない。ファンドと一緒に投資案件を発掘し、自らも資金を供給して収益を追及するビジネスがウォール街の主流だ。
>典型がゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー、シティなど。イングランド銀行が「巨大複合金融機関」とよぶ米欧の大手16社の総資産は昨年末現在で22兆5千億ドル。米国とユーロ圏のGDP合計額に匹敵する。

この数字をみていると、いろんな疑問や想像が沸いてくる。

①世界のGNP合計の3倍にもなる莫大な金融資産はどのように形成されたのだろうか?


②現在この資産は、誰がどのくらい所有してどのように運用されているのか?
 (※日本個人金融資産は約1500兆円だから、全体の1割程度にしかすぎない。おそらく欧米の富裕層 が相当保有しているはず。最近では中国の富裕層も)


③今後この国家をはるかに凌ぐ巨大なマネーは、どこに向かうのだろうか?
 暴落に向かうと考えられるドルとの関連は?国家や「巨大複合金融機関」の戦略は?
 


資産が膨張しているということは、そのお金をだしている人がいるということ。そのお金の出し手は、究極的には国家しかないはずだ。膨大な資産は、莫大な国家の借金(国債)の裏返しなのだろう。


そして、これらの資産のおおくは、比較的利率のよい米国債などで運用されることで、国債を発行する国家(特にアメリカ)を支えている。


・・・・・こう考えると、これはもう巨大なマッチポンプなのかもしれない。国家がどんどん支出し、借金を膨らましていく一方で、資産家や国民の資産が膨らんでいく。そしてそこに群がるファンドなどの金融機関。その資産は国家の国債で運用されている。
おおきくいえばこんな構図で世界の金融が動いている。


巨大化した金融機関は、よりお金を集めるために、自由化・規制緩和を進め、郵政民営化も画策する。そのためには国家の指導者(小泉・竹中etc)などに構造改革をやらせてみたりもする。マスコミを使い民営化や規制緩和がいいことだと洗脳する。そして、他にもいろんな事件が企てられることもあるのかもしれない。
このようにして、一部の資産家や金融機関にお金が集中していく。


アメリカの力が衰え、時代の変わり目にある今、お金の流れを押さえている欧米の富裕層や「巨大複合金融機関」の指揮者は何を考え、企てているのだろうか?
それに対してアメリカを含む各国家は?


みなさんどう想像しますか?

(by Hiroshi)

コメント

アメリカって、もう捨て駒の域に達してるのでは?と思えるのは、気のせいでしょうか?

  • かわい 2007年06月25日 23:38

日本では株主総会の季節ですね。
日本企業の大株主となったファンドたちは、株主への大幅増配を要求し、買収防止策に猛烈に反対しているらしい。もはやシャンシャン総会など存在しない。

一方、世界銀行は今度はアフリカに規制改革の圧力をかけているらしい。

表面化している事実からは、とことん食い尽くすつもりのようだが、、、その先はどうなんだろう?

  • チバ 2007年06月26日 00:52

かわいさん、チバさんこんばんは!

アメリカは20世紀初頭に、金融勢力に寄生され、約100年でボロボロになりました。金融勢力は新たな寄生先を求めて、EU、日本、中国・・・に触手を伸ばしている。

その下準備にマスコミ支配と様々な構造改革が進んでます。

ただ、一方で各国の保守派etcからの反発も強まっているようです。この辺はまたレポートしたいと思います。

  • Hiroshi 2007年06月26日 14:51

巨大金融勢力に最終的に富が集中していく今の経済のシステムを変えない限り、収奪する側とされる側という構造は続くのでしょうか。

新たな寄生先として日本が標的になっているとしたら、手を拱いている場合ではないですね。

  • yuji 2007年06月30日 23:10

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