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2007年02月08日

アメリカの日本支配戦略には矛盾がある

安倍政権が叩かれている。その背景に、アメリカの支配戦略の欠陥が透けて見えるような気がする。

武力にモノを言わせた横暴な侵略は、世界各国の民族意識と反米感情を高めることになる。実際、アメリカは世界中から孤立しつつある。日本でもジワジワと反米感情が高まっている。これが第一の矛盾である。


そこへ来て安倍首相の「愛国心」である。この言葉は国家主義と民族意識に直結する。安倍首相自身が目指すものは何であれ(その分析は必要ではあるが)、その路線は必然的に民族意識と反米感情を高めることになる。これが安倍政権とアメリカとのズレが生じた一因だろう。


一方、小泉政権下で作り上げたアメリカ→官邸→マスコミという指令系統が、安倍政権になってから一部破壊されている。小泉政権を支えた飯島秘書官・竹中平蔵総務相退任がそれである。http://msgs.comeon.to/blogn/index.php?day=20060927によると、小泉派対安倍派の権力闘争で安倍派が勝った現れとのこと。ところが、この飯島秘書官は小泉政権の世論支配の中核を担った人物であり、それを切ったということは官邸とアメリカにとっては致命的なミスだったのではないか。


また、「愛国心」を掲げることがアメリカにとってどれだけ危険なことか判断できない。実はそれくらい安倍首相はアホなのではないか。確かに、アメリカにとってはアホな方が都合がよい。少しでもマトモな判断ができる人物であればアメリカの言いなりにはならないから。ところが、アホだからアメリカの意向に反することもやらかすし、アメリカの意を組んだ政策を実行する力も指導力もない。


アメリカの言いなりになる人物としてアホをすえるしかない。これがアメリカの矛盾の二つ目。


安倍首相のアホさ加減に危機感を抱いたアメリカが早々に見限ったというのが、この間の安倍政権パッシングの背景ではないだろうか。しかし、代わりになる人物はいるはずがない(小泉再登場?)。実は、一番追い詰められているのは、アメリカなのではないだろうか。


(本郷)


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