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2006年10月10日

視聴率優先とは国民を傍観者にする構造

nihi 便利データサイト 株式会社ビデオリサーチ「視聴率」の中の
「番組の質」と「視聴率」の関係 のページに
テレビ番組カルテ調査による番組イメージ評価の結果グラフ
http://www.videor.co.jp/data/member/tv/bangumi/index.htm

がある。
このデータを見て、なるほどと思ったのは、やっぱりTVは「退屈しのぎの堕落装置」だ ということです。 Sad

以下抜粋です。

【図2】は、2004年11月に行ったテレビ番組カルテの調査結果です。調査対象全242番組のうち、世帯視聴率の高かった10番組と低かった10番組の番組イメージ評価の平均値を比較したものです。「知識・情報が得られる」「話題が豊かになる」「自分にとって役に立つ」「教えられるところがある」といった情報性や有用性において評価された番組の視聴率は実はあまり高くないという結果です。「平凡な」番組の視聴率が低いというのは理解しやすいのですが、そのような「質」という側面である一定の評価を受けた番組でも、「量」という側面では一概に受けられているとは言えないということでしょうか。

【図3】は世帯視聴率と番組イメージ評価の相関係数をグラフ化したものです。ここでも同様の結果で、やはり情報性や有用性は単相関係数がマイナスになっています。逆に世帯視聴率にプラスに働く要素をみていくと、番組全体の評価として「好感度」「継続視聴意向」「満足度」、個別の要素として「ハラハラ・ドキドキする」「刺激的な」といった刺激性、「楽しい気分になる」「親しみがある」といった娯楽性といったものが挙げられます。「マンネリな」「不愉快になる」といった否定的視聴感も実は世帯視聴率にプラスに働いているというのも気になる結果です。

有用性よりも刺激性、娯楽性にっよって高視聴率が取れるということです。
また、もう一つ重要な視点は、好感度が大事であると言う点と、反対に「不愉快になる」という否定的視聴感も視聴率に結びつく点です。
これは視聴者は要は「退屈しのぎ」にしかTVを見ていないからと解釈されます。
退屈しのぎならば、自分に関係の無い「良いこと」も「悪いこと」も傍観者として視聴していて何ら問題ない。逆に「怖いもの見たさ」「野次馬根性」という性向は誰にでもあるので、そこを楽しませてくれるのであれば、TVを見ようと言う気になると言うことだと思います。
m200

さらに同サイトには
テレビの国会中継に小泉人気は影響を与えたか??
   -「国会中継」のテレビ視聴状況- http://www.videor.co.jp/data/member/rating/kokkai/index.htm
というページもあります。
国会中継の視聴率の伸びと、内閣支持率の伸びがリンクしています。

では、「国会中継」は誰が見ているのでしょうか? 先に述べたように、「国会中継」は殆どが平日の日中に放送されます。とすると、勤め人や学生など日中家にいない人たちは、なかなか見ることができません。「国会中継の視聴率を個人特性別にみてみると、男性50才以上が高く、次いで女性50才以上が高くなっています。平日在宅している高齢者や主婦が視聴しているようです。

つまり、小泉の売国奴政策にボロボロになりながら、現実の圧力の中で必死に働いている生産者は支持率とは殆ど関わりが無い事になります。逆にそうした圧力の掛かっていない、引退した高齢者や主婦たち=暇な傍観者たちに、小泉内閣は支持されていたということを示しています。 m196

ひたすら刺激だけが求められるテレビ主導の選挙だからこそ、劇場型政治を生み出し、郵政民営化などという、売国奴政策が成立してしまったとも言えるのではないでしょうか。

何れにせよ、視聴率がTV局の重要な指標でありつづける限り、TVはものを考えない、傍観者の国民をますます作り続けるという危機感を感じたデータでした。 m240

Ryu

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コメント

テレビが解脱箱であるのはその通りだと思います。

追っかけやポスター・写真集の出版などでも小泉人気を支えていた女性達も、国会中継も他の番組と同じく一つの娯楽番組として見ていた。

つまり政治を様々な出し物の一つとして捉えていたともいえそうですね。

  • ケリ太 2006年10月10日 23:25

こんにちは。
お願いがあります。
ABENDに積極的に参加してください。
いつもABEND中心に閲覧していますのでそこに貼っていただくと非常に便利なので…
勝手なお願いすみません。

  • 匿名 2006年10月11日 11:07

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